板金事業

CAD工程Sheet Metal CAD

CADは、「Computer aided design(コンピュータ支援設計)」の略で、コンピューターを使い設計をすることができる設計支援ツールです。
設計図面=ラフ画やデッサンされた物をCADを使い2D、3Dデータにし立体化していきます。
立体的に出来たデータをパーツ(部品)ごとに分けそれを平らな一枚の板で加工できるように展開していきます。 展開されたパーツのNCプログラム(機械を動かすデータ)を作成

抜き・切断工程Punching and Cutting

タレパン加工とは(タレットパンチプレス)の略で金属の板を金型を使い打ち抜く加工方法です。 NC制御(プログラム)を読み込みタレットの中に凸型、凹型の金型をセットし、それを200kN(キロニュートン)もの力で押す事により金属の板に丸、角、長丸、長角などの形状の異なる穴を打ち抜きます。 ランニングコストに優れ量産に適した加工方法となり板厚0.6mm~3.2mmまでが加工可能です。 レーザー加工とは、3000wの電気とガス(CO2)でレーザ光の波長10.6 μm 等の遠赤外帯域を作り、レンズに当て1点に集束したレーザー光線で金属を切断する加工方法です。 金型とは違い複雑な形状に対応でき最大12mmまでの切断が可能。材料の板厚や材質(鉄=SPCC,SPHC,SPG,SECC,ZAM,ステン=SUS304,SUS430、アルミ=A5005,A5052)によって切断条件が異なるため経験と知識を必要とします。
タレパンとレーザーをフュージョンした究極のハイブリット戦士(機械)がNCレーザー複合機です。 

曲げ工程Bending

抜きや切断加工が終わった金属の板を寸法x角度を入力しL字や箱型に立体化していくのが曲げ加工です。V溝が彫ってある型に板を置き上からV字の型に圧力を掛け挟む事により板を曲げていきます。 圧力はV幅に曲げる板の横幅、板厚(t)によりわが社では最大125トンもの圧力を掛けて曲げを行います。

溶接工程Welding

抜き、切断、曲げ加工を行った金属板を、組み立て溶接し製品形状にする工程です。 溶接はアーク溶接、半自動溶接(MIG)、アルゴン溶接(TIG)スポット溶接etc。種類が様々でその用途に適した方法で溶接を行います。 金属の接合部分を加熱し,溶融状態,または粘性状態で接合するので歪みが出てしまうため(金属は熱により膨張を起こし、元の形状から変形した時に歪みが発生してしまう)溶接部分にガスを放出しガスシールドで(バリア)酸素を遮断し溶接時の歪みと酸化を減らし薄板から厚板まで溶接が可能です。
溶接の良し悪しで仕上がりに大きく影響するため作業者の技量が試される工程です。

キャラ イメージはプラモデルの頭・胴体・腕・足 イメージはロボットにパンチ!必殺技!という指示
イメージはかめは○波 イメージは打撃武闘派! キャラ
イメージは瓦割りの割らない版だね。(全然違う気がするけど・・・) キャラ
イメージはプラモデルの組み立て! キャラ